RYUSEN112

QUEER + CAFE + EVENTS



日時: 2020年1月26日(日) 3:00 PM
場所: RYUSEN112
〒110-0012 東京都台東区竜泉1-1-2
参加費: 1drink or food item
(作品解説などが掲載された参考資料は500円で当日販売しております。)

ノーマルスクリーンとニューヨークのアート団体 Visual AIDS が共同し、30回目となるDay Without) BEGINNING』を上映します。昨年12月のプログラムの再上映となります。
現在も続くHIV/AIDS蔓延に関する新作ビデオ作品7本をコミッションしたプロジェクトで、以下の8名の作家が参加しています。

シャンティ・アヴィルガン|グエン・タン・ホアン|カール・ジョージ|ヴィヴァ・ルイズ|イマン・シャーヴィントン|ジャック・ウォーターズ/ヴィクター・F.M. トレス|デリック・ウッズ=モロウ

この7本の短編映像では、ニューオーリンズの反スティグマ運動からシカゴの野外セックスカルチャー、エイズアクティヴィズムのパイオニアや世代を超えた交流の場作りの様子が取り上げられています。我々が忘れてしまわないようにアーティストのグレッグ・ボールドヴィッツがリマインドする “THE AIDS CRISIS BEGINNING,”* (エイズ危機はまだ始まりだ/まだ起こっている)を念頭に置き、作品は解答や結論の語りを拒否しています。そして、現在も引き続き緊急性を要するHIV/AIDSを意識しつつ、過去30年から現在にも繋がる文化的歴史も再訪します。
*このフレーズは、ボールドヴィッツのインスタレーション Drive に登場する。バナーの形をしたこの作品は近頃シカゴ・アート・インスティテュートで展示された。

作品紹介:
Shanti Avirgan シャンティ・アヴィルガン『Beat Goes On』
アーカイブ・ビデオのみで立ち上がるキース・カイラーKeith Cylar/ 1958–2004)の肖像。彼はHousing Works の共同設立者でAIDS Coalition To Unleash Power NY (ACT UP/ アクトアップ) の中心人物であった。

Carl George カール・ジョージ『The Lie』
“滅びた国家に沈思黙考することで戦争、貧困、エイズ、資本主義の関連性をあらわにする。そして、これらを繋ぐしぶとい神話を拒絶する。

Nguyen Tan Hoang グエン・タン・ホアン『I Remember Dancing』
世代をこえたトランスやクィア/ゲイのアジア人のキャストがともに過去と未来のエイズ、アクティヴィズム、ゲイカルチャー、愛、そして非/セーフセックスに思いを巡らす。

Viva Ruiz ヴィヴァ・ルイズ『クロエ・ズバイロ: There is a Transolution』
トランスジェンダーのエイズアクティヴィストでアーティスト、そして友としても慕われていたクロエ・ズバイロ(Chloe Dzubilo/1960-2011)が、当時のパートナーのケリー・マクゴワンが撮影した未公開Hi-8映像を通し話しはじめる。

Iman Shervington イマン・シャーヴィントン『I'm Still Me』
HIVと生きる黒人の女性シアン。ルイジアナ州のInstitute of Women & Ethnic Studiesと協同し働く彼女は、南部に住む黒人女性に極端に影響しているHIVについて声をあげている。

Jack Waters/Victor F.M. Torres ジャック・ウォーターズ/ヴィクター・F.M. トレス『(eye, virus)』
ビデオとピクトグラフ(視覚記号)の実験的なコラージュで、明かすこと、スティグマ、ハームリダクションに関する会話がいかに世代や公共の場やプライベートの場で変化するのかを探求する。制作にはニッキ・スイート(Nikki Sweet)が参加。

Derrick Woods-Morrow デリック・ウッズ=モロウ『Much handled things are always soft』
写真家で長期サバイバーであるパトリック・マコイ(Patric McCoy)との会話を通し、1960年代から1980年代のシカゴ黒人コミュニティにおける野外セックスの歴史を振り返る。

Visual AIDSの活動は現在も続く、エイズはまだ終わっていないから。
Visual AIDS(ヴィジュアル・エイズ)は、アートを通しエイズと戦い、会話を起こし、HIV+のアーティストの支援、そして過去の功績を保存するニューヨークの非営利団体。

1989年、Visual Without Artを企画し、エイズ危機への反応として、喪にふくしたり何か行動をするようにアート界に呼びかけた。30年目のDay Without) BEGINNING』を世界エイズデーでもある12月1日にホイットニー美術館を皮切りに100を超える世界中の美術館や大学などの施設で上映する。そして現在の危機的状況も訴えながらエイズに関して反応してきたアーティスト、アクティヴィスト、文化従事者の重要で必要不可欠な活動をみつめる。


︎︎ ︎ ︎